広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第8回)聞く耳すら持たないご主人と批判に終始するご夫人。

前回に続く

小生も考えてみた。

ことごとく反対とは、どんなことがあったのか。

 

 先ずは、河井あんり氏とは、別であるが、

ご主人の衆議院議員河井克行代議士。

 

インターネット上や、過去複数の週刊誌等で

元秘書へのパワハラや、

女性記者へのセクハラが問題として取り上げられている。

 

www.nikkan-gendai.com

 

名誉棄損で週刊誌等を訴えたという話は聞かないので

本当なのか、デマなのか。

小生は分からない

 

 

しかし小生が知る事実は

下記の通りである。

 

 

広島県は国に対し、

毎年、春と秋の年二回

湯崎英彦広島県知事他、

主要幹部が上京し、

予算要望の会を開く。

 

河井克行氏は、ここ少なくとも10年間、

広島県が主催する

予算要望の会に出席したことはない

 

多忙であろうと想像できる

亀井静香衆議院議員岸田文雄自民党政調会長10年間

まったく出席しなかったということはない。

岸田衆議院議員は、外務大臣時代であっても出席していた。

 

河井克行氏はそれ以上に多忙なのであろうと想像する。

 

こういう事実があれば、

県の政策にことごとく反対してきたと言われても

根拠があるように思う。

 

夫婦間で考え方は異なると思うが、

ご主人である河井克行氏は

広島県の政策に反対どころか

聞く耳すら持たなかったといえる。

 

もちろん、

これは昨年の豪雨災害後の

国への陳情を兼ねた予算要望、施策説明の会にも

出席しなかったことを意味する。

 

ちなみに、ご令室の

河井あんり氏は、

湯崎英彦広島県知事の県政運営とは距離を置く会派に

広島県議会議員時代に席を置き、

過去出馬した、広島県知事選挙でも距離を置いた会派から支援を受けていた。

 

広島県議会の議会中継等を見ると、

かなり湯崎英彦広島県知事と対立していたことが分かる。

 

河井あんり氏の過去の発言を

広島県議会のサイトで探してみた。

県行政に対してもこれまで様々な発言を行っている。

 

「知事は、これまで幾つもの会議体を設定してきた。

あなたはいつも会議体に決断を任せようとしている。

知事は、責任をとりたくないために、

常に自分自身の最終決断を避けているようにしか見えない。」

(平成242月本会議)

 

「県行政が本質的な仕事をしていない。

知事の発想自体が問題の本質をつかまえていない。

知事は構造的な問題にはほとんどかかわろうとしない。

表面的な仕事しか行っていない。」

(平成276月本会議)

 

内容は、なかなか鋭い質問だと考えることも出来るし、

中身のない、ただの批判のようにも考えられる。

様々な考え方があって当然である。

よって小生は、中身の判断はしない。

 

しかし、

これらを総合して考える時

国政に上がったとしても、

広島県の政策に賛成して

応援してくれることはない

湯崎英彦知事が考えても致し方ないと言える。

 

また逆に湯崎英彦知事に協力を貰おうと思えば、

これまでの主義主張を変えることになり、

変節であるとの批判に晒されるかもしれない。

 

湯崎英彦知事が、

広島県の政策を進めようと考えるならば

自身の政策に近い人物を応援することは

至って自然な流れであるように思う。

 

よって湯崎英彦知事は、

溝手顕正氏と森本真治氏には、

広島県の施策で

これまで協力してもらった。

だから支援をする」

という発言に繋がったものと考えられる。

 

政治の世界を生きてきた河井あんり氏。

なぜ自治体のトップらが

自身の支援をしてくれないのかを

どう思っているのか。機会があれば聞いてみたい。

 

ではでは。