広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第40回)「あずかり知らぬ」云々

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週刊誌で報道された領収書のコピー

 

河井あんり氏は、

週刊誌でのウグイス嬢に対する買収疑惑報道後、

 

「事務所運営や事務は、法令遵守の方針のもと、

信頼できるスタッフの皆さまに

お願いしてまいったところです。」

 

と文書で回答して以来、

現在公から姿を消している。

 

前回、小生は連座制の可能性について言及した。

 

過去、この連座制が適用になり

議員辞職に追い込まれた国会議員は

小生が知る範囲だけでも、相当数いる。

 

 

5年程前、

衆議院議員を3期務めた

鹿児島2区選出のとある議員が、

ボランティアが基本の選挙活動に際し、

自身が経営に携わる法人を使い

グループ傘下の従業員に強制的に選挙を手伝わせ、

その見返りに

給与の形で報酬を支払う等したもので

親族等も公職選挙法違反で起訴された。

本人は辞職し、選挙区出馬も5年間禁止された。

 

 

また10年程前

衆議院議員を2期務めた

北海道5区選出のとある議員が

陣営の選挙対策副委員長を務めていた人物が

買収により起訴され、本人は辞職。

その後高裁判決が出て、連座制も適用された。

 

また河井あんり氏の疑惑にある

日当買収については、

 

過去同じように

神奈川県選挙区にて2期参議院議員を務めた

とある議員の陣営が

選挙運動員に対し、報酬を払い

出納責任者を務める公設秘書等が日当買収の容疑で起訴され、

本人は辞職。その後連座制適用の判決が下った。

 

また全国比例区で出馬した元参議院議員の秘書が

今回の疑惑と全く同じように

車上運動員(ウグイス嬢)に対し

法律で認められた日当を超える3万円を支払い

秘書が有罪判決。

候補者本人は関与を否認したが、

連座制が適用された。

 

このように、

候補者本人の

「あずかり知らぬ」云々は抜きとして

辞職まで追い込まれ、連座制が適用された

当時現職であった国会議員や

立候補者は数多く存在する。

 

河井あんり氏が、

疑惑の報道後、公の場から姿を消して

随分時が余りが経つ。

 

いったいどこで何を行っているのであろうか。

 

一日も早く公の場へ姿を見せて頂き

小生はじめ、

国民の納得のいく

河井あんり氏がいう

説明責任を果たして頂きたいと思う。

 

ではでは。