（第59回）広島県議会でも疑惑に対する質問

河井克行氏、河井あんり氏の

夏の参議院議員選挙の際、

運動員に対する買収疑惑や

スピード違反を教唆していたのではないかとの疑惑が報じられ、

その後欠席を続けている河井夫妻の問題に対して、

現在行われている広島県議会でも

昨日、湯崎広島県知事に対し、

質問が行われた。

質問に立った

鷹廣純広島県議会議員（安佐南区選出・民主県政会）は、

「国への要望活動や様々な調整事で

二つのパイプが機能しなくなるのは

県政運営に影響があると考える。

この問題について広島県はどう考えているか。」

と湯崎広島県知事へ直接質問。

湯崎広島県知事は、

「それぞれのお立場で県民の負託に応え、

県政発展のために尽力頂くためには、

先ずは事実関係を明らかにし、

説明責任を果たして頂きたい。」

と答えるに留まった。

今広島県議会では、

広島高速５号線の問題や

被爆建物である被覆支廠の問題等々

多くの課題が山積している中、

このような問題を議論しなければならないことは

非常に残念である。

また夏の参議院選挙では、

自民党候補であった溝手顕正氏と

野党候補であった森本真治氏を応援し、

自民党候補であった河井あんり氏の応援は

一切行わなかった湯崎知事である。

各応援演説等では、非常に踏み込んだ発言も行われ、

河井あんり氏が当選してしまうことは、

広島県のためにならないということを

もしかすると、一番危惧していた人物かもしれない。

今回の疑惑に対する答えとして、

大人の対応だということも出来はする。

また、言いたくても、色々と言えないことが

あるのではないかと拝察はするが、

あの夏の参議院選挙のように

湯崎広島県知事には、

もう少し踏み込んだ答弁をお願いしたかった

というのが率直な小生の思いではある。

今回の疑惑報道とはなんら関係のない

湯崎広島県知事には、大変申し訳ないとは思う。

しかし、

湯崎広島県知事には、

広島県庁本体と広島県警は

別組織とは言え、

行政のトップとして、

広島県警に対し、

捜査を尽くすよう進言頂きたいと考える。

数々の疑惑に対し、

司直の手でしっかりと捜査しなければ、

このまま、うやむやになってしまうのではないかと

小生は危惧している。

湯崎広島県知事の発言にもあったように

河井克行氏、河井あんり氏には、

事実関係をきちんと明らかにし、

説明責任を果たして頂くことが

一番大事である。

しかし、夫婦揃ってそれをしようとしない

河井克行氏と河井あんり氏である。

いつになれば、

真相が分かり、

疑惑を報じた側と

疑惑を預かり知らぬとしている側

どちらが正しいと分かるのであろうか。

一日も早い真相究明が待たれる。

ではでは。