（第81回）公職選挙法違反事件で広島地検が捜査へ
河井あんり氏の参議院選挙を巡る数々の疑惑について
広島地検が、
関係先に捜索に入った。
公職選挙法違反容疑。
捜索に入ったのは、
中区東白島町の河井あんり事務所。
安佐南区八木の河井克行氏の元男性秘書（当時）・現河井あんり氏秘書宅。
安佐南区長束の河井あんり氏の女性秘書宅。
の６か所。
各所で大量の段ボール箱に詰められたとみられる多数の資料を押収。
また秘書や自宅マンションからは、パソコンや携帯電話。
２つの事務所での捜査は半日余りにのぼり、
ウグイス嬢への日当を倍払い、領収書を二枚書かせたのではないかとの
疑惑の元男性秘書宅の捜査は、本日未明まで続いた。
法務大臣を務めた人物宅だけでなく、
実家までもが捜査の対象となったことは
検察は本気だという説もある。
また、事務所捜索に入った検察の用意した車は、
広島県外のナンバーであったため
他府県から捜査の応援に入ったことが推測される。
こうしたことから、
かなり大掛かりな捜査であり、検察の本気度を高めていると話す関係者もいる。
また、河井克行氏の実家にまで捜査が及んだことは、
河井克行氏の母親はすでに亡くなり、
父親のみが生活していたが、現在は老健施設へ入り誰も住んでいなかった。
雲隠れ中に、河井克行氏事務所関係者の車の出入りが
目撃されていたという情報もあるため
実家に書類等を持ち運んでいたのではないかとの噂もあり、
こうしたことを受けての捜査ではないかと話す関係者もいる。
検察の捜査の本気度に期待を持つ関係者も少なからずいる。
しかし一方、
今回の捜索は、河井克行氏、河井あんり氏の捜索容疑ではなく
元男性秘書ひとりの公職選挙法違反容疑に対するもので、
元男性秘書ひとりを捜査して
トカゲの尻尾切りで終わるのではないかとの
憶測も広がっている。
また告訴が出されてから相当な期間が空き
証拠書類はすべて破棄されているだろうから、
検察の動きはパフォーマンスであり
既に落としどころを見つけて、そのシナリオ通りに進め
河井克行氏、河井あんり氏に対しては
見逃すのではないかとの憶測もまた存在する。
昨日夕方、
過去三回に亘って告発状を出していた、
市民団体には、
検察から告訴を正式に受理したとの連絡があったとのこと。
今後の捜査の行方を注視したい。
忖度等せず、真実を解明されることを期待する。
ではでは。
