広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第94回)関係先捜索から1か月

河井あんり氏の参議院選挙に絡む事件により

事務所や自宅。秘書の自宅等関係先の捜索が行われたのが1月15日。

ちょうど一か月が過ぎようとしている。

 

この間、関係者の聴取等が行われているのは

各種報道等でもご存知であろう。

 

前回触れた

黒川氏の東京高等検察庁検事長の定年延長もあるのか、

捜査状況がなかなか報道されなくなってきた。

何らかの忖度がやはり発生しているのではないかと

気になっている方も少なくはないであろう。

 

小生も、少し捜査が遅くなっていないか。

また少しずつフェードアウトしているのではないか

とも考えもしたが、

そんなことはない。

 

捜査に支障があってはならないため

小生が見聞きしたことは、深くは触れないが、

この間も、関係者の任意聴取は連日のように行われている。

 

また報道にはない、相当数の関係者の聴取も行われているようである。

 

今回の河井あんり氏の選挙だけではなく、

ウグイス嬢への日当買収が常態化されていたのではないか。

ウグイス嬢以外への買収も行われていたのではないか。

そのようなことを知るであろう

関係者の聴取も県内各地で、

複数人、複数回にわたり

行われている模様。

 

ここまで、メディアにより報道がなされ、

ウグイス嬢の日当買収以外にも報道がなされ、

また各メディアの取材では、多くの関係者の証言がある中、

逃げ切ることはないと信じているし、

検察は真面目に捜査をしていると信じているし、

小生はそのような印象を持っている。

 

数十か所にも及ぶ家宅捜索。

数十人にも及ぶ関係者の聴取。

膨大な数の押収物であるし、

捜査は丁寧に行われていると小生は信じている。

 

もし、忖度が行われてしまえば

世論が、国民が絶対に許さないということを

検察も感じ取っているであろう。

まだ日本の司法を小生は信じている。

 

もう30年近く前の話になるが、

1992年、金丸信自民党副総裁(当時)に対し、

東京佐川急便から5億円の闇献金が発覚した。

 

当時の法律であった政治資金規正法違反で

東京地方検察庁特別捜査部は事情聴取もせず、

結局逮捕もなく、罰金20万円のみで済ませた事件があった。

国民の批判は凄まじく、検察庁の表玄関の看板に黄色ペンキがかけられ

非難の対象になった事件を

ご記憶の方も少なくはないであろう。

 

もし、これだけ、メディアの報道もあり、

また関係者の証言もありすぎる位にある、事件に対し、

今回、忖度とも取れるような捜査を検察が行えば、

国民の怒りはどのようなものになるかを

検察も感じ取っているはずである。

 

我々は、検察を信じ、

検察の捜査を支持することが

忖度をも弾き飛ばす原動力になると

信じている。

 

慎重に、かつ丁寧に捜査を検察は行っている。

そう信じ、そしてこの事件を風化させないことが

今何よりも大事なことであると小生は感じている。

 

ではでは。