(第100回)政治家が目を向けるべきは、検察でも国会でもなく、国民に対してである。
細々と始めた小生のブログも
実に100回を数えるまでになってしまった。
これまで河井夫妻を巡る様々な疑惑や事件を
綴って来たが、
100回の記事を書くまでになってしまったことは
非常に残念である。
そしてまた、今後もしばらく続けて行かなくてはならないことは
それ以上に腹立たしい。
早く小生がブログを綴らなくて良い日が訪れることが
なによりも求められる。
100回目の記事となる今朝には、
検察は、河井あんり氏、河井克行氏の任意聴取の方針を
固めたとの記事を、毎日新聞が一面で報じた。
いよいよ本格的に本人らの関与の有無について
動き出したのではないかと、大きな期待を寄せている。
また地元紙の中国新聞等は、
ウグイス嬢への法定額を超えた支払いは
河井克行氏の選挙の頃から踏襲されていたとの
関係者の証言を報じている。
選挙に絡む買収容疑の公訴時効は3年であり、
前回の河井克行氏が戦った
2017年10月の第48回衆議院総選挙は
まだ公訴時効が成立しておらず、立件可能である。
夫婦揃って疑惑のオンパレードである。
河井克行氏の総選挙を巡っては、
小生も過去、
ウグイス嬢への支払いの届け出が2名しかなされていない。
また事務員への支払いも不可解な点が多いと指摘させて頂いている。
(第56回、61回、62回参照)
これらの疑惑に対しても
徹底的な捜査を期待している。
昨日、河井あんり氏は
事件について、身に覚えはないと関与を否定し、
国会議員としての活動を続けるとしている。
そんな中、
本日行われている参議院本会議は、
体調不良で欠席とのこと。
都合が悪くなると体調不良で欠席する議員が多いが
河井あんり氏は如何であろうか。
書かなければ、ならないことが
今日一日だけでも複数出てくる。
これ程の、議員は本当に稀だと言える。
100回の記事を綴る今回、
小生は、河井あんり氏、河井克行氏にお伝えしたいことがある。
捜査に支障があるのではない。
現在、国民に支障があるのである。
現に、コロナウイルスの問題等で
国会議員として行動しなければならない課題は山積している。
政治はなんのためにあるのか。
政治家が目を向けるべきは、
検察でも国会でもなく
国民に対してである。
主権者は国民である。
それが出来ないのであれば、
政治家であるべきではない。
ではでは。