広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第123回)政治への信頼は地に落ちた。

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4月3日の中国新聞一面

 

昨年夏の、河井あんり氏の

参議院議員選挙を巡る数々の疑惑。

 

地元紙の中国新聞は、4月3日の朝刊一面で

任意聴取を受けた議員は少なくとも27名。

そのうち12名に現金を持参。

受け取ったままの議員も5名にのぼると報じた。

 

小生の把握している人数は、

この中国新聞の報道よりも多いことは

先にお伝えする。

 

広島政界は大疑獄となってしまったが、

任意聴取を受けた全ての議員が、

現金授受を受けたということを

小生も言うつもりは毛頭ない。

 

確かに、任意で

調書にサインを求められ、

手帳や携帯電話を提出した議員も複数存在するが、

ただ事情を聞かれたのみで、

調書にサインを求められなかった議員もまた存在している。

 

任意聴取を受けた議員の中でも

メディアの取材にはノーコメントで

真実を語っていない議員も複数いることは確かである。

 

広島県議会、広島市議会、首長らが

報道の対象となってしまっているが、

それ以外の元議員や、広島市以外の地方議員も

数多く任意聴取をされている。

 

また、買収先として疑われ、

事情聴取をされたのは、

議員以外にも、報道にもあるように

後援会幹部や運動員。

またボランティアや地元の建設業者等、

途轍もない数にのぼる。

 

河井克行氏、河井あんり氏は、

昨年春の統一地方選挙の前後、

県内各地へ

本人が挨拶まわりを行っている。

 

現金を持参していない議員までも

疑われる事態に陥っている。

 

その一方で

任意聴取を受けたのに

そんな事実はない。

携帯が繋がらないのは壊れていただけ。

そんな子供でも信じないような嘘をつく議員もいる。

 

選挙中からあやしいと噂されていた議員らは

軒並み任意聴取に呼ばれていることも確かである。

 

またその一方で

河井あんり氏側から

絶対に受け取るはずがないであろう議員も

任意聴取に呼ばれている事実もある。

 

現在、誰が本当のことを言い、

誰が嘘をついているのか。

さらに分からなくなってきた。

 

憶測で話をすることは避けたいと思う。

 

公職選挙法違反を犯し、

全く無関係の議員も疑われ、

やはり政治は金か、と

政治への信頼を失墜させてしまっている。

 

この責任も河井克行氏、河井あんり氏にはある。

 

政治をどうか信頼して欲しいと小生も願っている。

しかし、買収の事実は必ずある。

信頼できない状況であることは痛いほどわかる。

 

検察には、とことんまで調べ上げ、

地に落ちた政治への信頼を

少しでも回復させるため、

使命感を持って、今後も尽力頂きたい。

 

 

コロナウイルスの関係で

緊急事態宣言も出されるまでになった。

 

このような国家的危機とも言える中、

河井克行氏、河井あんり氏の問題を

綴って行くことに今後は何を綴って良いものか

小生も悩みが出て来た。

 

しかし、決して許してはならない

大問題であることは

声を大にして申し上げたい。

 

ではでは。