広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第134回)明日公判。本当の証言が出来るのか疑問である。

昨年夏の参議院議員選挙を巡り

河井あんり氏陣営が、

ウグイス嬢へ法定の二倍にあたる日当を渡していたという事件。

 

河井あんり氏の公設秘書、立道浩氏は

公職選挙法違反で逮捕、起訴され、

先月20日広島地方裁判所で初公判が行われた。

 

報道にもあるように

初公判の罪状認否で、

立道浩氏側は、罪状を留保した。

 

明日、二回目の公判が行われるが、

各メディア等の報道では、

立道浩氏側は、起訴内容を認めた上で

弁護側が、河井あんり氏の連座制の適用を除外するため

罰金刑の判決を求める方針であることを報じている。

 

連座制の適用は、判決が禁錮刑以上となっており、

罰金刑の判決が出れば、連座制の適用は出来ないことになる。

弁護側は、河井あんり氏への連座制適用を

何としてでも避けたいとする思惑が透けて見える。

 

裁判所には、

公明正大な判決を願いたい。

 

また、小生が非常に憂慮していることが

実はもう一つある。

 

報道はされていないようであるが、

先月20日の初公判の冒頭、

裁判官に職業を尋ねられた立道浩氏は、

「(河井あんりの)公設秘書です」と答えている。

 

未だに、河井あんり氏の秘書と証言し、

国会への秘書届け出もそのままであるようであり、

河井あんり氏側と決別出来ていないことが明らかである。

まだ河井克行氏、あんり氏側の

呪縛から逃れることが出来ていないのではないか。

 

またその他にも

実は、立道浩氏の弁護士は、

過去、大阪地検特捜部長等の検事経験者であり、

所謂、ヤメ検弁護士とされる人物らである。

 

立道浩氏の弁護士は、

T弁護士を筆頭に、N弁護士、O弁護士。

 

立道浩氏が、自身で弁護士を用意したとは思えず、

河井氏側の紹介であることは容易に想像がつく。

 

また所謂、

ヤメ検の弁護士費用は高額であることは有名であり、

皆、大阪を基盤とする弁護士である。

 

高額な弁護士報酬や大阪からの交通費や日当等を考えた場合、

立道浩氏が自分自身でその費用を賄うことが出来るとは

到底思えない。

 

河井あんり氏側が、

その弁護費用等を立て替えているのではないかと見るのが

自然と言える。

 

こうした状況下で

未だに河井あんり氏側と決別出来ず、

河井あんり氏側が紹介したと思われる弁護士に守られる

立道浩氏が本当の証言が出来るのか。

忖度を行うことがないか非常に疑わしいと考えている。

 

判決も、連座制適用外の罰金刑を求めていることからも

河井あんり氏を守るための証言を

行うのではないかとも危惧される。

 

立道浩氏も、罪は罪であるが、

今回の数々の事件の被害者であるとも言える中、

河井夫妻を守ることなく、

真実をありのまま証言して欲しいと願っている。

 

そして河井克行氏、河井あんり氏側は

未だに、自身の責任を認めず、

息のかかった弁護士を送り込み、

逃げ切ろうという魂胆が見え見えの状況である。

 

裁判は粛々と進めることを期待し、

公明正大に行われると信じている。

 

また今回の裁判は、

ウグイス嬢への日当買収の件だけである。

 

その他の疑惑も噴出している。

検察には、

どうか最後までの徹底的な捜査を期待する。

 

ではでは。