広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第148回)告白ドミノ続くが、厳しい目で見て行く必要がある。

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法務大臣室を訪ねる繁政秀子氏(克行ホームページより)


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河井あんり氏の政治資金パーティーにて(RCC放送)

 

昨年夏の河井あんり氏陣営の

大規模買収事件。

 

次々に、県内の各首長や県議会議員

市議会議員、町議会議員が

メディアの取材に自分も現金を受け取ったと認め、

読売新聞が買収先リストを公開すると

更に受け取りを認める議員たちで溢れかえる展開となっている。

 

現金授受を認め、謝罪や辞意を繰り返す者達。

 

嘘はついていない。

克行氏から黙っておくように言われ、これまで言えなかった。

白い封筒を無理やり克行氏に押し付けられた。

大物議員で関係を壊したくなかったので、そのまま受け取った。

挙句には、河井あんり氏のチラシを大量に押し付けられ

その中に現金が入った封筒があったことも気付かすに処分した。

等と、言い訳のオンパレードである。

 

言わねばならないことも多いと考え

小生の知る範囲で、事実を綴らせて頂きたい。

 

三原市長の天満祥典氏は、

前日の取材に「政治生命をかけて貰っていない」と言いながら

翌日には、現金授受をあっけなく認めた。

天満祥典氏がどれほど、河井あんり氏陣営に肩入れしていたかは

過去綴っている。

 

syouseihiroshima.hateblo.jp

 

 また実は、天満祥典氏には、更に疑惑も渦巻いている。

二回に分けて河井克行氏から現金を受領したと認めたが、

関係者によると

一回目は三原市内のとある会社内で50万円。

二回目は、広島市内のホテルの鉄板焼店で100万円。

 

一度、50万円を受け取っておきながら、

二回目もホテルの鉄板焼店で会い、100万円を受領。

とても断った対応ではない。

またこの鉄板焼店の支払いは誰が行ったのであろうか。

 

そして問題なのは、

一回目の三原市内のとある会社での50万円の受領である。

 

この受領現場は、天満祥典氏と同級生オーナーS氏の

福山市に本社がある、

情報ネットワーク関連工事業のM社の三原営業所。

 

このS氏の紹介で、

過去、河井あんり氏は、

何故か選挙区外の福山赤坂ロータリークラブにも入会している。

S氏に元々河井あんり氏を紹介したのは天満祥典氏と言われている。

 

また天満祥典氏は、

何故か同級生と言え、

このM社の三原営業所のカギを持っているというのである。

このM社は、三原市の公共事業も受注している企業である。

 

公私混同も甚だしい。

このM社との関りも今後調査していくことが求められると考える。

 

 

次は、河井あんり氏の後援会長も務めた

府中町議の繁政秀子氏である。

 

河井克行氏から30万円を受け取った際、

安倍総理からと言われ断れなかった」と発言。

これが事実であれば、大変な事態である。

 

しかし、今回触れるのはその話ではない。

「頂けません。選挙が出来なくなる」と言っておきながら、

30万円を受領し、

後援会長として、河井あんり氏の選挙を前面に支えている。

違法なお金を配る陣営を非難するどころか

後援会長まで務め、応援した責任は重大である。

 

繁政秀子氏は、

府中町議会議員以外にも

府中町婦人会の会長を務め、

小学生らへの広島県の朝ごはんモデル事業を行い、

小学生への朝食サービスを提供する等で

今年1月には、広島県の教育奨励賞さえも受賞している。

子供達に、現金授受の買収容疑をどう説明するのか聞いてみたい。

 

また繁政秀子氏を良く知る人物によると

この場で出すことも悩んだが、

がま○エルと言われているという。

利権が目の前にあると分かると

ぱっくと食いつくためであるという。

河井あんり氏を応援したことも、

何らかの利権に繋がると考えたからであろうという話を聞いた。

ある人物が間に入り、後援会長就任に一役買ったとの話も

あるようである。

 

 

他には、広島市議会議員の石橋竜史氏。

無理やり上着のポケットに入れられた。

断ったが、ダメだった。

政治資金収支報告書への記載も許されなかったと会見で述べた。

 

事実であれば、石橋竜史氏は

河井克行氏の犠牲者との見方も出来なくはない。

 

しかし、河井あんり氏の選挙期間中

自民党の用意した大型バスの上に乗り、

司会まで引き受けている。

「自身には後援会がなく

選挙の手伝いは依頼されていない」という発言は

全くのデタラメである。

 

また過去には、司会料等の名目で

一回当たり10万円の現金授受もあるという。

総額100万円近くになるはずである。

少なくとも所得税は払っていないであろうことは

容易に想像はつく。

 

泣いて済むような問題ではない。

厳しい言い方だが、

橋竜史氏は、過去フリーアナウンサーを務める等

カメラ慣れしているはずである。

どのように映れば良いか長けている人物であると言っても良い。

河井あんり氏がパフォーマンスが得意な人物だったことは

過去幾度となく触れている。

この石橋竜史氏は如何であろうか。

皆様はどのように映ったであろうか。

 

他にも、

広島市議会議員の沖宗正明氏も

現金50万円の授受を認めているが、

つい先日は、地元の広島テレビ

市議会本会議中に携帯電話で株取引をしていたと報道されている。

 

安芸高田市長の児玉浩氏は

丸坊主姿で会見に臨んでいる。

 

等など、

現金を受け取ったと認める議員達。

 

民主主義の根幹は

信頼の上にあるものである。

 

不正な選挙を手助けし、

不正な金を受け取った議員達は

素直に自らの過ちを認め、

最低でも議員辞職すべきである。

 

辞職が増えれば、広島政界が立ち行かなくなる。

そんなものは詭弁である。

信頼できない政治家に

広島政界を任せることの方が不幸である。

 

皆様は、いかが思われるだろうか。

 

ではでは。