（第128回）本日初公判。
昨年夏の参議院議員選挙を巡り
ウグイス嬢への法定額を超えた支払いで
河井あんり氏の秘書が逮捕起訴されたが、
迅速に審理するよう
100日裁判の申請を検察が行っていたが、
本日この後、13時30分から
広島地方裁判所302号法廷で、
初公判が行われる。
逮捕起訴された立道浩氏が、
被告人の裁判であり、
裁判結果で禁固以上の刑が確定し（執行猶予も含む）、
検察側が勝訴出来れば、
河井あんり氏に連座制が適用され、
当選無効、失職となる。
各種報道等で
起訴内容を認め、
また事務所内での慣例であったと
被告側が証言する方向との話もあるが、
罪状認否について
意図的に先延ばしにするため弁護側が留保するのではないかとの
話も届いているため、裁判の推移を注意深く見る必要がある。
組織的選挙運動管理者に
立道浩氏が認定され、
また河井あんり氏と
どれ程の接点を持った上での
選挙活動を行っていたかが
焦点になると思われる。
また公判の中で
今回は河井あんり氏の連座制適用を視野に入れた裁判とはなるが、
各種証言等で
夫である河井克行氏が
細部に亘って細かい指示を出し
実質的に河井克行氏が
選挙を取り仕切っていたのかという点も
解明されることを望むばかりである。
今回の裁判は、
ウグイス嬢への法定額を超えた支払いの
違法性を問う裁判となる。
河井夫妻には、
複数の議員に対して現金を持参した。
また後援会関係者等へ現金を渡した等々
数々の疑惑が存在することは
皆さんもご承知の通りである。
複数の議員関係先への強制捜査。
また関係者まで含めれば
百人を優に超える任意聴取も
引き続き行われている。
これらの疑惑については
引き続き地検には徹底的な捜査を期待したい。
本日初公判となる
ウグイス嬢への法定額を超える支払いに関しては
司法の判断に任せることしかできない。
事態の推移を見守りつつ
厳正な判断が下されることを
切に願う次第である。
ではでは。
