(第114回)秘書ら起訴。
昨年夏の参議院議員選挙を巡る
公職選挙法違反事件で、
河井あんり氏の公設第二秘書の立道浩氏と
元事務所長の脇雄吾氏の起訴も考えられたが
不起訴となった。
検察側は理由を明らかにしていないが、
小生が触れたように、
間に入って河井ルールを確認したことが主と考えられるため
不起訴になったものと考えられる。
また、報道等にもあるように
検察は、立道浩氏が、
組織的選挙運動管理者にあたるとして
連座制対象となると判断。
速やかに審議を求める
百日裁判を申し立てた。
連座制が適応されれば、
河井あんり氏の当選は無効となり
失職となる。
今後は、立道浩氏が
連座制対象の組織的選挙運動管理者として
裁判所が認定するかどうかが鍵となってくる。
立道浩氏は、
ウグイス嬢の管理や選挙カー運行の管理のみで
管理者としての範囲適応が難しいという話もあるが、
検察側は、過去の選挙もあり、
ウグイス嬢の管理以外にも管理者として働いていたとの
証拠固めを行っていると考えられ、
連座制の適応は可能ではないかと考えられる。
裁判所には公明正大な審理を期待し、
捜査当局には、今後も全容解明に向け
徹底的な捜査を期待したい。
またこの期に及んで河井あんり氏は、
「これまで検察庁の捜査に対しては
真摯に協力してまいりましたが、
私自身、検察庁における捜査内容の
詳細については把握できておりませんので、
今後は、刑事裁判の行方を注視してまいりたいと存じます。」
とのコメントを出したのみである。
「自分自身、選挙期間中は
選挙カーに乗る等の活動に専念していたので
当時は、まだ秘書ではないスタッフが
どういった業務を行っていたのか知る由もない。
裁判の状況を見守り、今後も議員活動は続けて行く。」
と発言している。
まさに他人事で、
そして秘書を切り捨てるとも言える発言を行っている。
そしてまだ議員の座にしがみ付くようである。
説明責任を果たすことなく
紙切れ一枚の不誠実なコメントを出し、
逃げ回るままで、どんな議員としての活動が出来るのか
説明して頂きたい。
一日も早い真相解明が果たされ、
夫妻には政治の場から
一分一秒でも早くご退場願いたい。
ではでは。