広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第113回)明日秘書を起訴へ。

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3月20日中国新聞

 

昨年夏の参議院議員選挙を巡る

公職選挙法違反事件で

広島地検は、河井克行氏、河井あんり氏らの秘書3名を逮捕し

勾留期限が切れる明日にも起訴する方向で調整に入ったと

この連休初日に、各メディアが報じた。

 

各社微妙に違ったニュアンスの記事を掲載しているが、

小生が聞き及んだところによれば、

 

起訴されるのは、

河井克行氏の秘書で、現河井あんり氏の公設秘書の立道浩氏。

 

この立道浩氏は、

昨年初め、河井克行氏の秘書をいったん退職していたが、

河井あんり氏が参議院選挙への出馬を決めた際、

事務所スタッフとして手伝いを依頼され、

当選後は、河井あんり氏の公設第二秘書に就任している。

 

所謂ウグイス嬢へ日当を倍払った際に

領収書を二枚に分け、また事務所から支払いを行ったのが

この立道浩氏と言われている。

 

また選挙の際事務局長を務めた脇雄吾氏が

ウグイス嬢へ倍の日当を払う等

所謂「河井ルール」を

河井克行氏に確認を取るため

河井克行氏の政策秘書高谷真介氏に連絡し、

河井克行氏の許可のもと、

日当3万円が支払われたとの流れのようだ。

 

今回のウグイス嬢への日当買収容疑だけを見れば、

河井あんり氏は直接指示等を出していることの

確証が得られないために、

選挙を中心で行う総括主宰者を起訴し、

連座制で、河井あんり氏の責任を問うとするものである。

 

また、夫の河井克行氏の指示がなければ

何も決められないとの証言が多数ある中、

河井克行氏が実質的に選挙戦を仕切り、

ウグイス嬢以外への買収後、各所で報告を受けていたことから

河井克行氏の直接の立件についても

現在協議が行われているようである。

 

明日、立道氏らを起訴し、

河井あんり氏への連座制の適応は可能であると

十分に考えられる。

裁判結果次第ではあるが、高い確率で

河井あんり氏は失職する。

 

また別の容疑を固め

河井克行氏本人の立件を視野に

検察が動くべく準備をはじめているようである。

起訴後に対しても別件逮捕も考えられ、

他の運動員に対しても買収は多数行われているため、

選挙の実務を取り仕切っていた、

河井克行氏が関与していたことの裏付け捜査は

大詰めを迎えているようである。

 

慎重な捜査が行われるため、

河井克行氏の直接の立件へは

まだ時間がかかることも予想されるが、

 

司直の手において

「預かり知らぬ」としている夫妻が

夫妻の希望の通り

「洗いざらい調べてもらう」ことで

真相が究明されることを願う。

 

ではでは。