(第107回)日当買収は起こるべくして起こった?
地元紙の中国新聞が、
河井あんり氏の参議院選挙を巡る
公職選挙法違反事件で、
人手不足の背景が、日当買収に繋がったのではないかとの記事を掲載した。
河井あんり氏、河井克行氏の陣営関係者には、
日当15,000円では、運動員等集まらない。
どこの陣営でもウグイス嬢への
法定額を超えた支払いはあり、
日当買収は行っているだろう。
何故、自分の所だけが、こんなに責められるのか。
というような発言もあると聞く。
政治の世界では、
こうしたウグイス嬢への上限を超える給料の支払いは
蔓延しているとの指摘もある。
小生も、河井克行氏、河井あんり氏に限らず、
ウグイス嬢への上限を超えた手当の支払い等は、
他の候補はどうなっているのかとも考えた。
政界関係者に話を聞いたことがあるが、
広島県内に限って言えば、
与野党含め、
こうした悪しき慣例は、
真意は分からないが、
現在は、河井克行氏、河井あんり氏だけの陣営で
行われていたのではないかとの
証言があった。
政界関係者はその理由を5つほど上げた。
理由として1つ目は、
各メディアも報道しているが、
河井陣営選挙では、日当3万円が常態化しており、
この悪しき慣習は近年からではなく、
過去かなり前から続けられていた点。
2つ目は、
地元議員に対策費と呼ばれる違法な買収が
行われたのではないかとの話が過去に上がり、
選挙の取扱いについて各陣営ともナーバスになり、
法令遵守を徹底し、選挙にかなり気を遣うようになった。
しかしそうした中でも
河井陣営は止めようとしなかったというか、
人が集まらないため止められなかった点。
また、3つ目は、
他の陣営に比べて候補者自身が高圧的で大変だが、
その分、高額な手当てが出るらしいと
河井陣営では
ウグイス嬢や関係者の間で噂になっていた点。
そして4つ目の理由として
河井克行氏、河井あんり氏の秘書が長く勤めず、
一度選挙を手伝った者は、二度と手伝いたくないと言われている中で
高額な日当を出さなければ、
人材が集まらなかったとする点である。
加えて5つ目に確信をついたこうした話もあった。
河井克行氏の場合、
過去パワハラで週刊誌にも掲載されたくらいであり、
ウグイス嬢へ対しても、選挙期間中
かなり高圧的な態度であったことは
業界関係者では周知の事実であった。
ウグイス嬢の世界でも、横の繋がりがあり、
こうした噂は、ほとんどのウグイス嬢が知っていて
法定の日当だけで、自ら進んで手伝う者などいない。
もし、他の陣営も日当としてウグイス嬢らへ
3万円を支払っていたとするならば、
ウグイス嬢側も、わざわざ河井陣営に入ろうとせず、
他の陣営に入ろうとするのは明白である。
また他の陣営が3万円を支払っていたのであれば、
河井陣営は、3万円では足らず、
5万円でも支払い、人集めをしなければならなかったはずである。
というのである。
逆説的に河井陣営が日当が3万円で済んだのは、
他の陣営が3万円を支払っていなかったことの証明にもなる。
「河井ルール」という言葉が存在することがなによりの証拠。
とまで言い切っていた。
こうした話を聞いた際、
小生も妙に納得してしまった。
実際の他の陣営のことは分からないが、
河井陣営に限って言えば、
これらから言えることは、
数々のメディアが報じている通り、
またこれまでの夫婦の行動を見ていれば
十二分にお分かり頂けると思うが、
河井克行氏、河井あんり氏に非常に問題があり、
自業自得の上、
お金を使ってでしか、人材を集めることが出来なかった
ということである。
過去の自らの行動や言動を
夫妻はいかに考えられているのだろうか。
是非、ご説明頂きたい。
ではでは。