広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第72回)一番気になるのはお金の出所

河井あんり氏が参議院選挙で

運動員に対し、法律の上限を超える報酬を出したとする疑惑。

 

また、選挙前、複数の議員に対し

現金を渡していたのではないかとの疑惑。

その他、票の取りまとめを依頼し、

86万円余りを支払ったという疑惑。

 

お金の問題が噴出している。

 

小生はこれまでも

河井あんり氏の選挙にかけるお金に疑問を持ってきた。

 

選挙前には、相当な枚数のビラが配られ(第2回参照)

至る所でポスターを張り、(第19回参照)

選挙前から、広く名前を浸透させるため

広報車を複数台にわたって作り、県内各地を街宣する。

 

選挙中は、自動音声の電話をかけまくり、(第13回、第14回参照)

各地区で応援弁士を迎えるために(第24回参照)

準備等でスタッフを大動員している。

 

選挙前から、政界関係者の間では、

億単位以上のお金がないとこのような派手な選挙は出来ない。

また、次から次へと打ち出の小槌のように

政治資金、選挙資金が使われている。

一体いくらのお金を使ったのか。

そしてそのお金はどこで工面されたのか。

 との疑問が多く出されていた。

 

同じ自民党候補であり、

自民党の重鎮であった溝手顕正氏と比べても、

その資金力の差は歴然としていたのは

皆さんも見聞きされているだろう。

 

ウグイス嬢に対し

法定の倍のお金を支払った。

さらには、議員に対してお金を持参したという

疑惑が事実であるならば、

そのお金自体は、

裏で処理されるのが一般的であり、

表に出せないお金ということになる。

 

領収書がいらない。

領収証として処理できない

とてつもない金額を

どこかで用意したとしか

普通は考えられない。

 

〇〇が準備した。

〇〇のお金が使われた。

そんな噂が飛び交っているが、

真実はいかなるものであろうか。

 

中日新聞東京本社社会部の望月記者は

官邸記者クラブに所属し、

時に政権に対し

是々非々の質問をぶつける記者として有名だが

この記者は

2019年11月9日の自身のツイッター

参議院で、河井案里氏の応援で菅官房長官は3回も広島入り。

一方、安倍批判をした溝手氏は落選した。

広島県警はきちんと捜査して欲しいが、

カネの出所次第では捜査が止まるかもしれない..。」

と綴っている。

 

その昔、

雑誌新潮45(2010年12月号)で鈴木宗男氏が

沖縄県知事選挙で3億円の官房機密費を使った。

と証言している。

 

カネの出所次第。。。

噂の域を超えないが、これだけ派手な選挙を行い、

至る所に現金を配っていた疑惑が事実であるならば、

打ち出の小槌なるものがあり、

おとぎ話の世界が現実にあったということであろう。

 

真っ当な選挙を

行っていたのであれば、

これらお金の問題にも

真摯にお答頂けるはずである。

 

これらの疑問についても

河井克行氏、河井あんり氏には

是非説明を求めたい。

 

ではでは。