(第65回)だから政治家はやめられない?
河井あんり氏の参議院議員選挙に絡む
各種疑惑報道後
夫である、河井克行氏は、
法務大臣を辞任し、
その後、夫婦揃って
説明責任を果たすとしながらも
雲隠れの状態が長く続いている。
そうした中、
先般、地元テレビ局のテレビ新広島が
河井克行氏の元秘書や運転手を派遣したタクシー会社経営者の
証言を放送したことは、先般綴った通りである。
(第63回参照)
昨日、広島のこの一年を振り返るという特別番組内で
河井克行氏の元秘書の新たな証言が放送された。
それは、河井克行氏の議員のとしての資質に関する証言である。
元秘書の証言によると
河井克行氏は、
「(政治家としては)細く長くで良いとは言っていた。」
また、とある時、
その元秘書に対し、
河井克行氏が
「通帳記入をして来い」と指示を出し、
元秘書が戻ると
「(通帳の中身を)見ただろう。」
「これだけ貰えるんだよ。」
「だからやめられないんだよ。」
と発言したことがあったという。
また、責任を痛感し、
法務大臣を辞任した件についても
「(責任をとっての辞任というよりも)保身。」
「最悪国会議員として残れる手段をとったと思っている。」
と証言している。
側近であったはずの
元秘書の証言である。
夫婦揃って、雲隠れを続け、
妻、河井あんり氏の公職選挙法違反の疑惑が報道後
説明することを避けるためか
間髪入れずに大臣という要職までも投げ出してしまった
河井克行氏の行動が、
もし、元秘書の証言のように
自身の政治家としての地位、給与を守るための
保身であったとするならば、
絶対に許してはならない。
何度も申し上げるように
自己保身に走り、説明責任を果たすことなく
夫婦二人には、この間、
歳費や文書通信交通滞在費。期末手当で、
総額、1435万4587円が支給されている。
(第57回参照)
またそうこうしているうちに
今月末には、夫婦に
文書通信交通滞在費の半額50万円
合計100万円が新たに支給される。
(第42回参照)
このような状態でも
まだ説明責任を果たすことなく
自己保身のために逃げ続けるのであろうか。
これまでの数々の疑惑の解消を含め
また元秘書らの証言も全くのデタラメなのか、
ご自身の口でしっかりと説明して頂きたい。
一日も早く
疑惑の解消を求めるものである。
ではでは。