(第73回)事務所業務は一体化していた。
河井あんり氏の
参議院議員選挙の際、
ウグイスに対し、法律で定められた金額以上の
3万円を支払い
発覚することを避けるため
領収書を二枚に分けてまで
支払っていたのではないかとの疑惑。
また、夫である河井克行氏が
妻の河井あんり氏の選挙で
票の取りまとめなどとして手伝えば、
手当を払うとした疑惑。
週刊誌報道によると
選挙戦は、夫である
河井克行氏が仕切っていたとされている。
過去、小生も触れた
河井あんり氏の広島県議会議員時代の
政務活動費搾取事件。(第15回、16回参照)
この事件の際も、
夫婦共同で事務所を使用していたことが
公私混同、会計管理の煩雑化に繋がるのではないかと
小生も指摘してきた。
このような結果を見た時も
河井克行氏が、
事務所運営に口を出していたのではないかとの
報道は、真実ではないのかと
勘繰ってしまう。
また、河井克行氏が来賓として呼ばれた
地元行事等に、克行氏の秘書が出席せず、
妻である当時広島県議会議員の河井あんり氏が
度々、夫の名代として出席していたことは
皆が知る事実である。
また、その際の移動にも
河井克行氏の事務所が所有する車で乗り付け
河井克行氏の秘書が運転して来ていたことも
かなりの回数確認されている。
特に河井あんり氏が
昨年3月以降は、
夫、河井克行氏に代わり、河井あんり氏が
各種会合に出ることが多くなっていた。
妻として夫の名代で各種会合に出席することは
なんら問題ないとは言え、
夫婦で一体化していたことは容易に想像がつく。
また資金集めに関しても
参議院選挙前の昨年6月2日に行われた
小生も政治資金規正法違反に該当するのではないかと指摘した
河井あんり氏の政治資金パーティー。(第11回参照)
パーティー券は、
河井克行氏本人や
河井克行氏の秘書が直接持参し、販売に動くなどして、
河井あんり氏の政治資金集めを一体となって行った。
また逆に
大臣規範に抵触との話もあるが今回は触れない。
こちらのパーティー券は
妻である、河井あんり氏本人や
河井あんり氏の秘書が持参し、販売を行っていた。
このように政治活動や
政治資金に関しても
夫婦二人三脚行っていたことは
明白である。
今回、河井克行氏が
本当にウグイス嬢に対し
3万円を支払うように指示を出していたかは
まだまだ疑惑の段階であるが、
小生が挙げた、
夫婦が表裏一体で
活動していたことは
事実である。
河井克行氏の総選挙の際の
人件費の支払いに関しても
多くの疑問がある(第56回、59回、70回参照)。
夫婦共に運動員の報酬支払いに疑問がある点は
全くの偶然なのだろうか。
これだけ、夫婦が表裏一体で活動していた事実がある。
河井克行氏、河井あんり氏には
一日も早い、疑惑解消に向けた行動をお願いする。
ではでは。