広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第75回)河井あんり氏の政治団体には、昨年はじめには5万円程の資金しかなかったはずだが。

f:id:syouseihiroshima:20200107121208j:plain

平成29年(左)平成30年(右)の河井あんり氏の政治団体の収支報告書要旨

河井あんり氏の参議院選挙をめぐる数々の疑惑。

 

過日触れているが、

その政治活動、選挙活動資金についても

多くの疑問があると小生は考えている(第72回、74回参照)

 

河井あんりが使ったであろうとする多額の資金。

 

参議院選挙前の河井あんり氏のチラシ配布だけでも

小生は、5,000万円はかかるのではと考えた。(第2回参照)

 

その他にも、県内各地に貼られたポスターや、

数台も使った広報車等々。

 

総額一体いくらのお金が使われたのかは、

昨年一年間の収支報告書が公開になる

本年秋以降しか分かるすべはないが、

億単位の資金が使われたのは容易に想像がつく。

 

本年度中に、

昨年一年間の収支報告書を提出すれば良いため

もしかすれば

今後も、帳尻を合わせるため

妻である河井あんり氏の借入金の訂正が行われるかもしれないと

小生は勘繰っている。

今後さらに借入金の訂正が行われれば、

何らかの辻褄合わせが行われたと

小生は疑うことになると思う。

 

そうでなければ、

どこからその資金を調達したのか

きちんと説明を果たさなければならない。

 

2018年(平成30年)や2017年(平成29年)の

河井あんり氏の政治団体であった

「あんり・未来ネットワーク」の収支報告書を見ると

収入は150万円~200万円程であり

そのほとんどの原資は、河井あんり氏本人からの寄付。

すなわち自己資金であったことが分かる。

 

またあえて言うならば、

平成30年末時点で、

河井あんり氏の政治団体に残っていた金額は、

50,383円である。

 

昨年はじめ(平成31年当初)には、50,383円しか

河井あんり氏の政治団体にはなかった資金が、

参議院選挙前後で、億単位の資金を使ったと仮定するならば

参議院選挙前までに、数億のお金を集めたことになる。

 

借入金として入れた2,900万円があったとしても

まだまだ足りないはずである。

河井あんり氏が行った政治資金パーティーの収入が

億単位で集まったとでもいうのであろうか。

 

また奇しくも昨日、

初当選を果たした河井あんり氏個人の

資産公開が行われ、

普通自動車を一台のみ所有し、資産ゼロで報告している。

 

普通預金は資産公開の対象ではないので

普通預金に、数億円の現金を預けていて、

選挙では、自己資金で足りない分を借入金としたということは可能ではある。

 

色々と言い逃れとも取れる説明の口実はあると思うが、

どうも納得できそうもないのは、

小生が勘繰りすぎているだけであろうか。

 

河井あんり氏には、

何度も言うように、

その政治資金の原資についても納得できる説明を行って頂きたい。

 

また、捜査が進展すれば、

その原資についても通帳の差押え等を行って頂き、

真実を解明して頂きたいと思う。

 

お金の問題が山積している河井あんり氏である。

 

早く真相を明らかにすべきである。

 

ではでは。