広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第63回)河井夫妻3つの疑惑。元秘書、タクシー会社経営者が証言

河井克行氏、河井あんり氏は

数々の疑惑報道後、

未だに公の場に出て説明責任を果たそうとしない。

 

そうした中、

今度は、地元テレビ局の

テレビ新広島が、

元秘書や河井克行氏へ運転手を派遣していた

タクシー会社会長の証言を放送した。

 

3つの疑惑は、

公職選挙法違反疑惑」

「県議に現金を持参した疑惑」

「スピード違反指示疑惑」

である。

 

元秘書1名とタクシー会社会長は

テレビの前で顔を出し、実名でインタビューに答えている。

 

 

放送内では実名で証言した元秘書Kさん(20数年前に秘書経験)は

数々の疑惑に対し

預かり知らぬとしている河井克行氏に対し、

 

「まず、知らないということはありえない」

「全部自分が把握していないと気が済まない」

「人に任せることが大嫌いな性格」

 

また別の元秘書(河井克行氏の国政進出後)は、

ウグイス嬢への買収疑惑に関して

直接、ウグイス嬢への買収の現場を見たことがないとしながらも、

過去、金品を配る行為は目撃したと証言。

 

ウグイス嬢への買収について、

「意外性はない」

 

金品の授受については、

「後援会の人に金品を渡すところも見たことがある」

「金品を渡すときは個室に呼んでいたので

これがいけないことだと理解した上での行動だった」

と証言。

 

またスピード違反指示疑惑について元秘書Kさんは

「高速でも140~150キロの指示」

「一般道でも100キロ位は出させられていた」

 

「ここへ寄れ。あそこに寄れと指示があり、

当然、目的地に着くことが遅くなるため『飛ばせ』となる。」

「自分の思うようにいかないと

後ろから蹴りを入れられる。」

 

また別の元秘書は、

「目的地に行くのに30分しかないと

ナビで50分かかる所を、『30分で行け』と」

「信号無視はさせられたことはあった。」

と証言。

 

また河井克行氏の事務所に運転手を派遣していた

タクシー会社のN会長も

テレビの前で、

顔を出し、実名で

 

「『とにかく走れ』、『信号無視しろ』とか

『捕まったら、俺がどうにかしてやる』とか言われ、

非常に乗務員は困っていた。」

「どんな乗務員でも3日ももたない」

「最後にはいく人がいなくなった。」

 

と証言している。

 

公共の電波内で

こうした証言を行った3人の皆様には

心から敬意を表したいと思う。

 

ここまで報道されている

河井克行氏は、

こうした証言も根も葉もない疑惑であると

言い切るのであろうか。

 

もし、事実ではなかったのであれば、

河井克行氏の政治生命までも奪いかねない証言であり、

名誉棄損ということになり、事実無根で訴えて頂きたい。

 

きちんとした裁判になれば

事実認定も行われるため、

どちらが正しいかはっきりする。

 

後援会関係者に金品を渡す現場を目撃。

これが事実ならば、

買収そのものである。

 

また、スピード違反を指示しながら

捕まった場合は、どうにかしてやる。

 

こうした発言は、政治家として

何か自分自身は、特権階級にある者とでも勘違いされていないか。

 

またそれ以前に、

人間性に問題があるのではないかとさえ言える発言である。

 

河井克行氏には、

これらの3つの疑惑以外にも

小生が指摘した、不可解な人件費の支払いがある。

(第56回、61回、62回参照)

 

一日も早く公の場に出て

説明責任を果たして頂きたい。

 

ではでは。