広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第77回)療養中の身でありながら、金の無心だけは行う河井あんり氏。

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1月7日(火)中国新聞

 

河井あんり氏の参議院選挙を巡る数々の疑惑報道後、

本人は、適応障害の診断書を出し、

一か月間の療養が必要とした。

 

今月6日に、その期限が過ぎたが、

まだ一向に姿を現さず、また説明を行う様子もない。

世耕自民党参議院幹事長は、国会内の記者会見で

河井事務所より引き続き療養している旨の連絡を受けたとしている。

 

病気で大変なのかもしれないが、

説明責任を放棄しても良い免罪符ではないことは

申し上げておきたい。

 

しかし、病気療養中であるはずの

河井あんり氏の行動が分かってきた。

 

年末にかけて、今度は河井あんり氏本人が

支持者や関係者に連絡を取っていたことが判明した。

謝罪の連絡と思えば、

なんと違うという。

 

その内容は、

支持者や関係者に対して

年一回納めている自民党の党費を

継続して払って欲しいというものであったと

電話がかかって来た関係者の話。

 

自民党の党費は、

選挙で公認を得るために党本部によって

所属議員に対し、その目標を課し、

集めた党員が少なければ、公認の差し替えもあるとされている。

党費納入の実績が、その選挙区なりで

自民党の候補として党員に認識され、

支持のひとつのバロメーターとしている。

なお、自民党の党費は年間一人4,000円余りという。

 

よって、河井あんり氏は、

あまりにも党員数の実績が伴わない場合、

参議院広島選挙区から、

次回再選を狙って出馬した場合、

自身の公認が反故になると警戒しているのではないかと

推測される。

 

お金の疑惑が噴出している中でのお金の無心。

議員辞職の考えは全くなく、

なんとか議員の椅子に座り続けようという

考えを露呈している。

この期に及んで、まだ党費を集めるという

あまりにも国民感情とはかけ離れた

河井あんり氏の態度に小生は閉口している。

 

河井あんり氏は、

疑惑報道後、姿を消し、

その後は適応障害のため療養が必要とし

国会を欠席しつつも歳費は貰い続けている。

 

療養中の身でありながら、

いまだに金の無心を行う河井あんり氏。

 

適応障害がどれほどのものか

小生ははっきりとは分からないが、

現在の議員の椅子と

次回の自身の選挙のことを考えることだけの

気力と体力はあるのは事実である。

 

それであれば、記者会見で

説明責任を果たす位の気力体力はあるのではないか。

 

それ以上に

自身の党費を集めるより先に

やることがあるのではないか。

 

どういうつもりなのか。

 

これまで

小生は、河井あんり氏は

演技やパフォーマンスが得意であったと指摘してきた。

 

苦しんでおられるのであれば申し訳ないが、

今回の適応障害による療養も

お得意のパフォーマンスではないかと

小生は勘繰ってしまう。

 

世耕参議院自民党幹事長は、

河井あんり氏の療養が続くようであれば、

さらなる診断書の提出も必要と会見で述べた。

 

まさか、これからも

療養中として、説明責任を果たすことなく逃げるつもりなのか。

 

説明は果たせないが、

自身のこれからをにらんでか、

お金の無心には積極的な河井あんり氏。

 

自身の置かれた立場を全く理解していないと断罪したい。

 

そんな状況ならば辞職し、

治療に専念して頂いた方が良いのではないか。

 

あまりにも国民感情とはかけ離れた

河井あんり氏の行動について

猛烈に抗議したい。

 

ではでは。