広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第110回)「このウグイスは使えない」と言い出した?

過日触れた、

河井あんり氏の参議院選挙の際の

ウグイス嬢への報酬支払いに係る

選挙運動費用収支報告書への不記載事件。

 

そもそも、

残りの13名に関しては

きちんと事前に選挙管理員会に登録され、

また報酬支払いに対し、選挙運動費用収支報告書に記載されているのに、

この1名のウグイス嬢だけが何故、記載されていないのか。

と疑問に思われる方も少なくはないであろう。

 

関係者から

この1名のウグイス嬢に関する

ある証言を耳にした。

 

このウグイス嬢は

参議院選挙の17日間の期間中、

一日だけ、しかも数時間の勤務しかしていないようである。

 

河井あんり陣営では、

どうしても一日だけ、

当初予定していたウグイス嬢13名の中から

その日の人員を集めることが出来ず、

期間中一日だけ、

ウグイス嬢をしてくれる人物を依頼したようである。

 

このようなことは起こり得る話であり、

致し方ないとは言える。

 

事前登録者以外への報酬の支払いについて

分かった時点で、きちんと選挙管理委員会に届け出て

また選挙運動費用収支報告書へ報告を行えば良かったと言える。

 

おそらく、たった1名で、

一日数時間の勤務であるから

選挙運動費用収支報告書に載せなくても良いであろうという

甘い考えであったことだと思う。

もちろん、これも罪は罪である。

 

小生が今回触れたいのは、

実はこうした話ではない。

 

このウグイス嬢は、

一日だけ、しかも数時間の勤務だったということは、

先程綴った通りである。

 

一日だけになった理由は述べた通り。

小生が触れたいのは、

この1名のウグイス嬢が数時間の勤務しかしていない点である。

 

何故か。

関係者から驚くべき話を耳にした。

 

このウグイス嬢は、

河井あんり氏の選挙を

その日一日だけしか手伝わず、

勝手も分かるはずがないのは容易に想像がつく。

 

それにも関わらず、

河井あんり氏は、

「このウグイス嬢は使えない」と言い出し、

選挙カーから降りるように指示をしたというのである。

 

実際その後、このウグイス嬢は、

選挙カーを降り、事務所作業を手伝ったという。

 

なんということであろうか。

人員が足りないため、

無理をして手伝ってくれたウグイス嬢に対し、

この言動である。

 

各言動については、

夫である河井克行氏に対しては

数々の報道がなされているが、

河井あんり氏に対しても、

高圧的な言動があったことが分かった。

 

今更言うまでもないが、

秘書らが逮捕されたその日に

高級ホテルに宿泊し、

平気で友人らと会食をする河井あんり氏を見れば(第105回参照)、

また、病気療養中かつ、捜査中にも関わらず、

自民党費の無心をしていた(第77回参照)等など、

これまでの河井あんり氏の言動を見聞きすれば、

このような国会議員を送り出してしまったことは、

改めて本当に情けなく、また恥ずかしい気持ちでいっぱいである。

 

自身らはこれでも

国会議員の椅子に居座り続けられるお気持ちか。

 

まだ少しでも、品位や罪の意識があるのであれば

一日でも早く

夫妻揃って

説明責任を果たし、

覚悟の発動を行うことを強く要求する。

 

ではでは。