(第93回)忖度人事で無いことを祈るばかり
先月末、ひっそりとある閣議決定がなされた。
今月7日に定年で退任予定だった、
この後、検察トップの検事総長に昇格させる腹積もりではないのか。
との憶測が流れている。
言うまでもなく、
検事総長は、全ての検察の捜査指揮権を持ち、
政治家にとって強敵となる人物となる。
以前口利き疑惑で捜査の対象になった、
甘利明氏(元経済再生担当大臣)の不起訴に関与した
という噂もあるようであるが
真意の程は不明である。
もし、
独立性が求められる
検察の人事に官邸が介入しているとすれば大問題である。
様々な見方がある中、
今後の河井夫妻の問題やIRの問題の捜査に
何らかの影響があるのではないかとの声も
霞が関界隈やメディア等でも噂となっているようである。
どなたがトップに就こうが
捜査に支障があってはならないことは当然のことである。
今日まで、何度も触れて来ているが、
これまでの河井夫妻の問題で
ここまで検察を動かす原動力になったのは
メディアであり、また世論であると小生は感じている。
どんな人事になろうが、
忖度が噂されようが、
真相究明の手を緩めさせてはならない。
検察の河井夫妻に対する
今日の動きを世論は支持し、信じ、
世論が検察の後押しとなるべきであると感じている。
夫妻を安心させてはならない。
司直には、
この夫妻が招いた数々の事件の真相を究明して貰い、
正義があることを示して頂きたいと
強く願っているし、
詳らかに解明されることを信じている。
ではでは。