広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第105回)夫妻の人間性が非常に分かるホテルでの出来事。

過去、河井あんり氏は、

 

「今の国会はどうですか。

週刊ナントカとか、

週刊ナントカとか、

週刊ナントカとか、

ナントカ砲とか、

そんなことばっかり議論している。

皆さんの税金で行われているんです。」

 

と暗に、スキャンダルばかりの

政治ではなく、政策をもっと議論すべきだと

選挙中訴えていたのは、

皆さんもご承知の通りだろう。

 

そのナントカ砲に、

数々の公職選挙法違反が暴かれ、

自身の問題で、国民に大きな弊害をもたらしていることを

どのように感じているのであろうか。

 

その週刊ナントカである

週刊文春は、今回、

夫妻への携帯電話押収の際の出来事を

記事にした。

 

裸になって抵抗したことは、

公務執行妨害にも値する酷いものであったと小生も感じているが、

それ以上に

人間性を疑う出来事が綴られている。

 

夫妻が身を隠していたのは、

なんと桜を見る会で一躍有名になった某ホテルである。

 

当日は、広島地検の係官ら10数名が

夫妻の宿泊する部屋に入り、

すったもんだを繰り広げ、携帯電話を押収したことは

小生も記述した通りである。

 

夫妻が宿泊していたのは、

歴史があり、

ホテル御三家と言われるくらいの所謂、高級ホテルである。

 

そのホテルの通常よりさらに高い

デラックスルームに夫妻は宿泊。

 

河井克行氏は、港区赤坂に議員宿舎があり

河井あんり氏は、千代田区麹町に議員宿舎がある。

にも関わらず、

両者とも歩いて10分程の近所の高級ホテルに宿泊である。

 

後ろめたいことがなければ、

堂々と議員宿舎にいれば良いものの

身を隠さなければならない何かがあったのであろう。

 

また部屋で何を行っていたかと言えば

友人らを招いてホテルのルームサービスを取り、

自身が招いた事件で

傷心の河井氏を慰める会である。

 

思い出して頂きたい。

この高級ホテルに泊まっていた日は、

自身の公職選挙法違反事件の問題で、

自身の秘書ら3人が逮捕された当日である。

 

また、世間は

コロナウイルスの問題等で

先行き不安な経済状況の中で、

今後の収入をも皆悩んでいる時期である。

 

その日に

夫妻揃って

議員宿舎から徒歩10分程度の

高級ホテルに宿泊し、

挙句の果てには

友人らを部屋に招いての食事会である。

 

先日に至っては

事件について検察が捜査を進める中において

夫妻揃って

高級ブティックでの買い物も暴露されている。

(第98回参照)

 

自身の事件ことで説明出来ないというよりも、

説明しないことに対し、

 

「世間の皆様も私の不十分な説明しか、

出来ない訳であるので

納得はしていらっしゃらないということを

心苦しく思っている」

 

と言ってのけた河井あんり氏である。

 

本当に心苦しく思っているのであれば、

秘書が自身の公職選挙法違反の問題で

逮捕された当日に

このような行動がとれるであろうか。

 

全く反省もなく、

自身らが招いた事件で

これまで夫妻を支えて来た秘書らが

逮捕されているのである。

 

秘書を何とも思っていない、

事件について何とも思っていない、

夫妻の人間性をまさに露呈していると言える。

 

過去、小生は

河井夫妻の様々な行動や言動を綴って来たが、

ここまで酷いとは、信じられない。

 

政治家である前に

人としてこうした行動がとれることが

小生には全く理解できない。

 

我々はいつまで

この夫妻の奇行な振る舞いを

見続けて行かなくてはいけないのであろうか。

 

ではでは。