広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第161回)初公判に向けた動き。

昨年夏の参議院選挙を巡る

河井あんり氏陣営の大規模買収事件。

 

6月18日に河井克行氏、河井あんり氏が逮捕され、

20日間の勾留後、

7月8日に起訴された。

 

公職選挙法に係る刑事訴訟については

裁判所が起訴状を受理してから30日以内に

初公判を行うよう規定もあるが、

期限の30日以内である

明日、8月7日までに、初公判が行われる見通しは

立っていないようである。

 

本日この後、裁判官や、検事。

河井夫妻の弁護人側で今後の公判に向けた

スケジュール調整がなされるようである。

 

少なくとも今月中には

初公判が行われる方向で話が進む模様である。

 

また公職選挙法第213条や253条では、

公民権に関わる刑事訴訟については

「訴訟の判決は事件を受理した日から

100日以内にこれをするよう努めなければならない」

と所謂100日裁判の規定を設けている。

 

被買収側も100人を超え、

証拠資料も膨大な量となり

前代未聞の事件となっている中、

この100日以内での判決は

現実的には難しいであろう。

時間がかかってしまうことは致し方ないとも言える。

 

未だに夫妻は、起訴内容を否認し続けているとの報道もある。

 

被買収側となったある地方議員らには

裁判中に証人として出廷を

求められているとの話も入って来ている。

 

またコロナ禍にあり、

証人らの大規模移動も懸念されている中、

被買収側の地元広島での出張尋問も検討されている。

 

未だに夫妻は国会議員の地位にしがみ付き

また明日には、例のごとく

8月分の国会議員の給与にあたる歳費が

支払われる。

 

一日も早い裁判を求めたいが、

時間よりも正確さも必要である。

未だに、買収の原資の問題等

不明な点は数多く存在する。

 

しっかりとこの裁判で

真実をあぶり出されることを

期待したい。

 

ではでは。