(第162回)初公判は、8月25日。
昨年夏の参議院選挙を巡る
河井あんり氏陣営による大規模買収事件。
河井克行氏、河井あんり氏の初公判は
8月25日に開催されることが決まった。
裁判は迅速な審議を求める
百日裁判で行われるが、
今回の場合、
買収先だけでも100名を超え、
その審議は、短期間と言っても、
12月8日までの55回にも及ぶ異例な裁判となる。
また、河井克行氏側は、
検察側の取り調べにおいて
司法取引が行われた可能性があるとして
審議打ち切りを求め、
また
買収の意図はなく、無罪を主張する準備を進めているという。
年末までの55日間に及ぶ裁判。
ほぼ連日にわたって裁判が行われることとなる。
9月中旬頃からは
被買収側の地方議員も上京し、
証人尋問が予定されている。
既に盆前頃から
各地方議員等には
この日に上京し、証人尋問の場に立つよう
検察側から要請が相次いでいる。
裁判日程は、まだきちんと報じられていないようだが、
下記の通り、
8月25日~12月18日までの55回予定されている。
8月
25日、28日。
9月
1日、2日、3日、4日、9日、
15日、16日、17日、18日、
23日、24日、28日、30日。
10月
1日、2日、5日、6日、7日、8日、
13日、14日、15日、16日、19日、
22日、23日、27日、28日、29日。
11月
2日、4日、6日、9日、
11日、12日、13日、16日、17日、19日、
20日、25日、26日、27日。
12月
1日、2日、3日、4日、8日、
11日、14日、15日、16日、18日。
いずれの日程も
午前10時から開催され、
※1日程、午後から開催の日も予定されているようである。
証人尋問は、午前中1人。
午後から2人等、
一日3人にも及ぶ日も想定されている。
被買収側は、どこまで証言を行うのか。
また、証言の中で
新たな事実が出ることはないのかも注目される。
舞台は、いよいよ司法の場へと移る。
弁護側は別にしても
裁判官や検察官等の人件費をはじめ
裁判費用も高額となる。
もちろんこれも我々の血税となる。
河井夫妻は、この現実をどう見ているのであろうか。
未だに自らの罪を認めていないことを考えれば、
最後まで、自ら罪を認めることは
ないのかもしれない。
ではでは。