広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第157回)無理やり渡された者は被害者の面もある。真相究明が求められる。

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7月16日の中国新聞

 

河井あんり氏陣営の

大規模買収事件。

 

自宅に突然、

河井克行氏、河井あんり氏が訪れ

現金が入った封筒をそのまま置き

足早に立ち去る。

 

受け取れ。

そんな暴言すら吐かれ、

高圧的な態度で無理やり渡された。

そんな証言も存在する。

 

しかし、自らの信念に従い

後日返金した者も多数存在する。

 

その反面、

返すタイミングが無かった。

そう証言している者も多い。

 

各メディアは、

河井あんり氏陣営関係者は、

各議員らへ現金を渡した後、

安倍総理の秘書と一緒に

改めて買収後の

各議員らへ挨拶廻りを行っていたとも報じている。

 

また逆に総理秘書訪問後に

現金を渡したケースも存在する。

 

無理やり現金を渡され、

またこれは安倍総理からと言いながら

現金を渡された者は

相当な圧力を感じたに違いない。

 

各議員らにしてみれば

本社社長からの圧力がかかったと感じるであろう。

 

その場で突き返せば良かったのは間違いのないことだが、

返金する行動が抑制された面も否定はできない。

 

こうした話もあることから

無理やり渡された、

自宅なりに夫妻が勝手に現れ、

現金置いていかれた可能性のある関係者への

刑事処分は見送るべきであると

前回小生は触れたのである。

 

検察の任意聴取の中でも

安倍総理秘書と会ったことはあるか。

と聞かれた関係者も多い。

また中には、

何月何日に、安倍総理の秘書が訪ねて来なかったかと

日時を分かった上で、

任意聴取を受けた者もいる。

 

この聴取は何を意味するのであろうか。

 

河井克行氏は、

党本部から金を用立てしてもらうために

総理に面会し、

逐一選挙情勢を報告していた。

面会後に多額の現金が振り込まれたのではないかとの疑惑も

各メディアは追及を強めている。

 

こうした疑惑についても

安倍総理は説明責任を果たすべきである。

 

真相は闇の中だが、

河井あんり氏陣営は、

現金の提供先に改めて圧力をかけ、

安倍総理から、二階幹事長から等

大物幹部の名前を利用し、

なりふり構わぬ選挙を

行ったことは選挙戦を見て

誰もが疑うことはないであろう。

 

未だに、買収の意図はなかった。

現金を配ったかどうか記憶がない。

等と夫妻は証言しているという。

 

またこれだけの報道が連日行われながらも

辞任する様子は微塵もない。

 

広島政界は、

河井克行氏、河井あんり氏という

とんでもない議員を生み出してしまった。

 

その片棒を、安倍総理はじめ

自民党本部が担いだのは

間違いのない事実である。

 

金権選挙を我々は絶対に許してはならない。

 

その一方で、

河井陣営の圧力。

現金爆弾にも負けず、

自ら信念を突き通した者も存在しているのは確かである。

 

今回の大規模買収事件は

広島政界の膿を出し切る

最後のチャンスであるかもしれない。

 

徹底的な捜査により

一切合切を表へ出し

真実が全て明らかになることを

願わずにはいられない。

 

ではでは。