広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第43回)事実関係確認中。確認後は厳正な対応を願う。

河井克行氏、河井あんり氏、

夫婦二人での雲隠れが続き

三週間余りが過ぎようとしている。

 

そのような中、昨日、

広島県議会の警察・商工労働委員会でも、

河井克行氏の

いわゆるスピード違反疑惑について

広島県警幹部に対する

事実確認が行われた。

 

民主県政会に所属する

的場豊広島県議会議員が、

「秘書が運転する車の後続に

県警の車がついていたということですが、

その時の状況、そのあと電話でのやり取りもあったと

報道があった思いますが、

その事実について説明を頂きたい。」

 

との質問を行った。

 

広島県警幹部の警備部長は、

 

「記事については承知している。

事実関係を確認しているところであり、

お答えは差し控える。」

 

「一般論としては速度違反等の法律違反がある場合には、

具体的事実関係に即して、

法と証拠に基づき適切に対処することになる。」

 

と答えている。

 

事実確認中と

広島県議会内の公の場で

県警幹部が正式に答えている。

 

事実が認定されれば、

忖度することなく、厳正な処罰をお願いしたい。

 

また、道路交通法違反の場合、

通常は、刑罰の有無等は、

個別案件、またプライバシーの問題で

公にされることはない。

 

ただ、事実確認だけをして

処罰を課さない場合もある。

 

しかし、河井克行氏指示のもと

昨今痛ましい事故も多く発生している

あおり運転等の疑惑も満載となっている中、

今回のような運転は、事実であるとするならば、

危険運転であることは明白である。

 

広島県警には、

事実確認がなされた場合、

「個別の案件については、お答えを差し控える」

というような杓子定規的な回答で終わせることは

絶対にないようにお願いし、

具体的に警察としてどのような対応を行ったのかについて

公にする必要があると考えられる。

 

もし、河井克行氏に対する

事実確認の内容について

公にされることがなければ、

 

同乗や、後続を走っていた警護車に乗っていた

警察官に対する

県警の対応についての

監査請求が出されることになるかもしれない。

しかし、それでは、注意を行った警察官に対して

余りにも理不尽極まりないこととなってしまう。

もちろん、その職務を全うした警護の警察官が

何らかの処分を受けることはないと信じたいが。

 

週刊誌報道では、

警察側の隠蔽ではないのかとさえ

疑われてしまっている。

 

通常のスピード違反とは全く別次元の問題となっている。

法律を守るよう指導する法務大臣時代に起こった疑惑である。

また、運転手に対し、

河井克行氏の指示によりスピード違反をさせていたというより

危険運転の強要の疑惑である。

 

教唆犯

(人を教唆して犯罪を行わせる。明示、暗示、命令、指示等も処罰の対象)や

間接正犯(他人の行為を利用し、己の犯罪を実現する)

の可能性も十分にある疑惑である。

 

広島県警に対しては、

法と証拠に基づき、厳正な対応を求めたい。

 

ではでは。