広島政界裏話 河井克行氏・河井あんり(案里)氏編

河井夫妻を巡る数々の疑惑から事件へとなりました。小生は疑惑報道前から一貫して夫妻の問題を取り上げて来ました。夫妻の問題だけでは留まらず、各所に波及し始めています。司直には徹底的な捜査を期待し、夫妻には議員辞職を求めます。

(第48回)政治資金問題に詳しい大学教授らの告発

昨日、政治資金問題に詳しく、

政治資金オンブズマンの代表で

神戸学院大学の上脇博之法学部教授ら憲法学者も含めた10名が

参議院選挙に車上運動員(ウグイス嬢)に対し、

法律で定められた上限を超える日当を払った疑惑等に対し、

河井克行氏、河井あんり氏、そしてその秘書を

公職選挙法違反容疑で、刑事告発するため

広島検察庁に告発状を送った。

 

上脇教授は、疑惑報道の発端となった記事を書いた

週刊文春内でも、厳しいコメントを寄せる等

これらの問題に詳しく、大変力強い存在である。

 

上脇教授らは、記者会見で

 

「大臣を辞めても意味はない。

それだけで責任を取ったことにはならない。」

 

「河井夫妻らの疑惑は、

過去の同様な選挙違反事件と比べても

多数の運動員を買収している点で悪質である。

買収の中でも刑事罰に該当する最も重く悪質な買収である。」

 

検察庁は、裏帳簿を押収する等徹底した捜査を行い、

二人の刑事責任を追及して欲しい。」

 

「否定も反論も出来ていないにも関わらず、

議員に居座っている。

説明責任を果たしていない。」

 

等と厳しく指摘している。

 

また、河井克行氏、河井あんり氏の

過去の選挙についても触れ、

常習性があるのではないとの指摘もしている。

 

政治資金問題に詳しい学者や憲法学者

また法律の専門家の弁護士らが

告発人として名を連ねていることは、非常に心強い。

 

また上脇教授は、

「検察が捜査を尽くせば、

間違いなく有罪になる。」

とまでコメントしている。

 

河井克行氏、河井あんり氏は、

疑惑が事実無根であるならば、

本人らの名誉挽回のためにも

公の場に出て来て、

一日も早く説明責任を果たすべきである。

 

また、疑惑報道の発端となった出版社や

議員への買収を記事にした地元紙、

今回の弁護士らを相手取って

名誉棄損で訴えるくらいの気概を持って対応して頂きたい。

 

法の番人であった河井克行氏。

法務大臣の辞任会見内でも

「法務、検察に対する国民の信頼を守るために法務大臣を辞する」

とまで発言されている。(第28回参照)

 

この覚悟を忘れることなく

国民の信頼を守るための行動を期待している。

 

先ずは、

河井克行氏、河井あんり氏が

今すぐにでも公の場で説明責任を果たすことが

その第一歩であると考える。

 

ではでは。